ゼブラ・プリンター 製品ガイド

ゼブラプリンタ導入事例 OTIS社 – 総合昇降機メーカー

ゼブラプリンタ 製造現場で活躍

フランスのジアンに本社を置くOtis社は、1年間にエレベータキャビンシステム8,000ユニットとエレベータ用ドア150,000個を製造するなど国際的なブランドとして認められています。
同社は、配送センターの倉庫管理を改善することを目的としてラベリングおよびバーコードシステムを導入したことで、在庫容量の最適化および配送品の追跡、データの手入力作業の廃止を実現しました。
また、オンラインで情報にアクセスできるため、さらに信頼性の高い製品配送をも実現しています。新システムには、ゼブラバーコードプリンタが導入されています。

グローバル配送センターの日常 – ゼブラプリンタ導入前

Otis社のジアンにある製造工場は1961年に設立されました。その敷地内には、キャビンシステム製造部門、ジアン工場が世界一の生産量を誇るドアシステム製造部門、100人の研究者を抱える研究センター、配送センターなど、複数の部門が存在します。
配送センターにとって最大の問題は倉庫管理でした。敷地の大きさとレイアウトの問題や長い年月をかけて作り上げられた手順が複雑であったため、入出荷を追跡することは非常に困難でした。配送品の保管場所は、ただ空き場所があるからというだけで決定され、適切に利用されていませんでした。
また、かなりの割合でデータが手入力されていました。プロセス全体がペーパーワークに依存しており、ミスの数が増える原因となっていました。フォークリフトオペレータが荷物を保管するための情報と管理者がデータ入力するための情報の共有は紙ベースで行われていました。

製品照合システムの模索

標準品のカタログはあるものの、エレベータの場合、ほぼオーダーメード生産となります。2件の異なる注文の部品は、同一のエレベータのものであっても取り違えてしまえばミスになります。そのため、ラベリングや手書き、データ入力、注文番号や保管場所の読み取りに関するミスは、製品の置き場所の誤りや見落としの発生を招きかねず、製品の品質や顧客への配達予定日に対しても波及的に影響を与える可能性があります。

2000年春まで、Otis社の製造ラインの最後に位置するオペレータは、プロジェクト番号および製品の数、重量についての情報を列挙し、製品を手作業で照合していました。
配送センターは生産管理・営業管理ソフトウェアを中核として編成されており、正確なトラックアンドトレースや倉庫管理の最適化を行うことはできませんでした。

Otis社は、配送所を通過するすべての製品を、生産ラインや提供元でシステム的に識別するソリューションを模索おり、自動認識やデータ収集を専門とするコンピュータシステム構築会社であるIDEM社に新しい設備の導入を要請しました。
IDEM 社は倉庫管理ソフトウェアには3Iを、無線周波機器にはTeklogixを導入しました。

Otis社におけるバーコード

IDEM社によって24台のゼブラバーコードプリンタが設置され、さらに4台が保守用として用意されました。

ゼブラ ZM400 / ZM600 プリンタゼブラ 105SL プリンタZシリーズとSシリーズプリンタは、ドアシステム製造工場およびキャビンシステム製造工場、入出荷部門で継続的に使用されています。
ヨーロッパ各地にあるOtis社のサプライヤの大部分もまた、ゼブララベルプリンタを使用しています。

ゼブラプリンタを選択したことについて、Otis社組織プロジェクトの長であるAgnes Bassand氏は「ゼブラプリンタは、熱転写印刷の分野で世界的に重要な役割を果たしています。我が社が同社のプリンタに決定した主な理由は、使い勝手が良くプログラミングがしやすいこと、タスクを読み込むのにメモリを使用していること、プリントサイズが適当であること、そして他のどんなプリンタと比べても、Zシリーズの工業的品質が優れており価格も適切であることです」と語っています。

ゼブラ105SLプリンタは、工業および製造分野という厳しい環境に組み込める堅牢かつ信頼性の高い金属製のプリンタです。
これらのプリンタは、主に配送時の製品ラベル作成とオンデマンド印刷で使用されます。

ゼブラプリンタ導入後

Otis社 ゼブラプリンタシステム新しいラベリング機器は、ジアンにある2つの製造部門(受注部門および出荷部門)にて部品の識別に使用されます。
受注部門では、特に保管や注文処理、ローディング、船便貨物用の梱包、トラッキング(サービスのレベルや注文の遅れ、紛失などについての評価が可能)、出荷用書類、製品在庫の目録作成などの用途にバーコードを使用しています。
データ品質と信頼性を改善することで顧客サービスのレベルの向上することを目指してプロジェクト全体が設計されています。
在庫レベルの認識度を改善することで、保管業務を最適化できました。正しく荷物を識別できるため、各配送品が通過する際に入力が必要なデータ量と処理量を削減する効果がありました。紙ベースの文書は姿を消し、また材料管理の向上は著しいものでした。また、年に1 度の棚卸を廃止し、継続的に在庫目録作成を行うように変更しました。

ジアン工場では、80人が新しいラベリングシステムを使用しています。いち早く新しい機器の長所に気づいたのがフォークリフトのオペレータでした。該当する荷物を見つけるのに費やす時間が飛躍的に短くなったからです。

ゼブラバーコードプリンタは、倉庫管理ソフトウェアに組み込まれることによって、製造過程と配送センターの業務のさらなる円滑化に寄与しています。
例えば、発注残に関する情報が保存されており、到着時に適切に出荷できます。在庫リストや発注残リスト、受注リストなどのデータは即座に参照できます。配送品のバーコードをスキャンすれば、倉庫管理システムによって保管場所を最適化でき、配送品が保管されている場所も確認できます。

また、新しいドアの生産ラインにさらにゼブラプリンタを導入し、各生産段階においてバーコードラベルで部品を識別可能にする予定です。アメリカおよびヨーロッパ、アジア、オーストラリアなど世界中にあるすべての生産工場でバーコード化が予定されています。

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